近くに住んでたキャバ嬢
身近にいたキャバクラ嬢のお話しです。
私は学生時代に一人暮らしをしていました。
学生なのでもちろんワンルームの家賃の安いアパート暮らしでした。
その時、同じ階に同年代くらいの女性が住んでいました。
週に1回、廊下で会うか会わないかでしたが、なんとなく話すようになりました。
彼女は劇団に所属しており、空いている時間にアルバイトをしているようでした。
そのアルバイトの一つとしてキャバクラで働いていたのです。
それまで、キャバクラ嬢といえば、ブランドバッグを持って、髪の毛が金髪と思っていました。
しかし、彼女はいたって普通の容姿だったので、一度、仕事風景を見てみたいと思っていました。
しかし、学生時代は本当に貧乏だったので、キャバクラに行くことはできませんでした。
その後、社会人になってふと彼女のことを思い出し、キャバクラへ行ってみました(初体験)。
ついてくれた女の子は、今風のイケイケな感じでしたが、
心のどこかで、
「この子も、お店から出ると、普通に目標をもって生活しているのか」
と思うと、一人でしみじみしてしまいました。